一日一つ、変わってく

上京して働く業務システム開発エンジニアのブログ

鼻炎によるいびきを無くす手法~パートナーと穏やかに就寝するために~

いびきがうるさいのに、彼女と旅行の予定がある

 今年の11月から12月にかけて、ずっと鼻炎が続いていた。朝起きると何回がくしゃみが発動、日中やたら鼻汁出てしまう。面倒だな~、嫌だな~と思っていると、ある異変に気付いた。「いびき」をかく時間がかなり増えているのである。以下、私の睡眠時間を測っているアプリのSleepCycleの図である。

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いびきの月ごとの平均時間を表すグラフ/Sleep Cycle ,筆者スマホ

 11月から12月にかけて、濃い青線ーいびきの平均時間が増えているのが確認できる。薄い灰色の線がいびきの実際の時間を表している。長い日には「1時間15分」を超えていた。Sleep Cycleに課金して、自分のいびきを聞いてみると、なかなかうるさいものだった。

 ここで、不安になったのは、「いびきによって誰かを起こしてしまわないか」だ。年末には彼女との旅行の計画もあったため、すぐにでも行動を開始する必要がある。なんとかしていびきを軽減したいと思い行動した結果、いびきが改善したので、その結果をまとめる。

いびきのメカニズム

 「いびき」はなぜ発生するのか?それは、「狭い穴を無理やり空気が通り抜けようとする際に、上気道が振動するから」である。上気道とは、鼻から気管にかけて、空気が通り抜ける道である。

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Illu conducting passages / Public domain, Link

これらの上気道のうち、振動する部分は、さらに以下の項目に分けられている。ロンフェルメ耳鼻科のwebページでは、以下のように分類されている。

上気道のどの部分が振動するのかでいびきの種類が決まってきます。主には、鼻腔、軟口蓋(のどちんこのところ)、咽頭側壁(扁桃のところ)、舌根(舌の付け根)、喉頭蓋(肺の入り口)で振動していると考えられています。「いびきとは」

私のいびきは主に鼻づまりが原因だと考えられるので、主に鼻腔付近で鳴っているだろう。ただ、鼻づまりは睡眠中の口呼吸も誘発するため、連鎖的に舌根や軟口蓋でのいびきを起こしている可能性もある。

いびきの問題点

 まず第一に、いびきの音で他人の睡眠を妨げることだ。習慣的にいびきをかいているならば、恋人や家族と一緒に就寝しづらいだろう。そうすると、旅行やスキンシップ、性生活などに悪影響が出てくる。

 第二に、睡眠中の質を低下させることである。いびきが起きているということは、気道のどこかが圧迫されていることを意味する。そのような狭い気道を使って無理やり空気を取り入れることによって、気道が振動してしまうことによって「ガーガー」と大きな音が発生してしまう。つまり、いびきが起きているとは、それだけ酸欠しやすい状態となっている。無呼吸状態が長くなると「睡眠時無呼吸症候群」という病名がつく。夜間の頻尿や日中の眠気をもたらすと言われている。

鼻炎によるいびきを減らすための手法

 私はいびきの原因が鼻炎であると、もともとアタリがついていたので、鼻炎の解消を試みることにした。その手法をまとめていく。

鼻炎の解消手法3つ

1.鼻うがいをする

 鼻炎・いびき解消にもっとも効果があったのが「鼻うがい」である。鼻うがい器であるハナクリーンの小さいタイプをもともと持っていたたが、あまり習慣的に使うことがなかった。ただ、「鼻炎・鼻づまりの解消方法」としてよく検索にヒットしたため、毎朝夜に1回、鼻うがいをすることにした。すると、効果てきめんだった。前日には50分以上観測されていたいびきの時間が、15分ほどに軽減されたのである。肌感覚としても、鼻うがい後はかなり鼻腔がスッキリした。アレルギー性の鼻炎によって苦しんでいる場合は、鼻うがいを朝と夜に行うことで、鼻づまりをかなり軽減できるはずだ。

2.鼻炎薬の服用

 耳鼻科にいって、鼻詰まりが苦しいことを話し、鼻炎薬を服用してもらった。アレルギー反応を減らし、鼻汁を減らすことはそのまま鼻詰まりの軽減にもつながる。鼻うがいと併用することで、鼻腔環境がかなり落ち着いた。

3.点鼻薬の使用

 耳鼻科で点鼻薬も処方してもらった。点鼻薬は、鼻腔に直接かけて、炎症を抑える薬である。体感として「すごい効いた」ということは無かった。ただ、いびきは色々な原因が重なって発生するので、できることは何でもやっておくべきだろう。単純に、お医者さんの指示に従って使用した、というのもあるが。ただ、点鼻薬はタイプによっては使い方が注意に必要だ。えんどう耳鼻咽喉科クリニックのホームページ*1では4つに分類される。

点鼻薬は大きく次の4つに分けられます。①ケミカルメディエーター遊離抑制剤(ゆうりよくせいざい)②抗ヒスタミン薬点鼻③ステロイド点鼻④血管収縮剤点鼻

上記の通りである。この中でも「血管収縮剤点鼻」のタイプは、使用するほどにかえって鼻づまりをひどくする恐れもあるため、注意が必要だ。

呼吸しやすい体制で眠る

 眠るには、妊婦に推奨される「シムズ位」という体制で寝るとよいという*2。本来は浣腸などの治療時に用いられる体制だが、呼吸も最もしやすい体制でもある。

 コツは、抱き枕を使用すること。体の前半身は抱き枕にもたれかかるようにする。太ももで挟み込んでもよい。そうして、顔は横向きにしておく。抱き枕を用いると、単なる横向き寝よりも床側の肩や腕がラクだ。確かに寝心地が良いようなきがした。

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Illu conducting passages / Public domain, Link

寝室を適切な温度と湿度に保つ

 寒すぎたり、乾燥しすぎると、鼻腔環境が荒れていく。そのため、湿度や温度の調節もいびきの解消には必要となる。

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エンペックス気象計株式会社, Link

 湿度を測るため、湿度計測機能のある時計を購入した。すると、私の部屋の湿度は12月末から1月現在にかけて、平均湿度は30%前後であった。確かに、朝起きてのどや鼻の乾燥を感じることが多くあったため、湿度が鼻腔に悪い影響を与えていたようだ。

 加湿をするためには、加湿器が必要だ。ただ、加湿器は種類やモデルがやたら多く、選定に時間がかかっている。未だ購入はいたっていないが、とりあえず何か買ってみる予定。

睡眠時の鼻呼吸をサポートするアイテムを活用

口止めテープ

 朝起きたときに口の渇きを感じるのであれば、寝ている最中に口呼吸になっているかもしれない。口呼吸が心配なのであれば、口が開かないように止めておくテープを貼っておくとよい。いくつか試したが、おすすめは以下のもの。テープ生地が布製になっている方が、伸縮性があり、はがれにくい。

のどと鼻がすっきりするスプレー

 鼻呼吸をサポートするために、口の中がスーッとするスプレーをするのも、多少効果があるかもしれない。眠り始めれば、ほとんど効果は無いだろうが、少なくとも就眠まではのど、鼻がすっきりするのを実感できる。

池田模範堂 イビキスト 25g

池田模範堂 イビキスト 25g

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

市販点鼻薬

 市販点鼻薬も色々タイプがあるようだが、ぐークリーンのタイプのものは、仕組みがシンプル。グリセリンが入っているので、鼻腔内の湿度を適切に保つのが狙いだろう。

ぐークリーンEX 30ml (1個)

ぐークリーンEX 30ml (1個)

  • メディア: おもちゃ&ホビー

効果が無かったもの

鼻腔拡張テープ

 保湿クリームとテープの相性がよくないらしい。保湿をしていると、鼻腔拡張テープがすぐにはがれてしまうため、使い切れなった。

鼻腔ノズルキャップ

つけてみたが、大して呼吸がしやすくなるとは感じなかった。むしろ、「鼻の中に何かある」という異物感を感じた。

実践しなかったもの

 手術治療も調べたが、実践には至らなかった。口蓋垂(のどちんこ)が大きいことによっていびきが発生している場合は、レーザーによって口蓋垂を削除してしまうこともできる。ただ、どうやらこの手術、行ってから2週間がやたら大変らしい。のどにずっと激痛が走る状態らしく、通常に日常生活や食生活を行う事が困難であるということが、色々な口コミを読んでわかった。また、後鼻漏などの症状が悪化するケースもあるという。手術は3万円ぐらいかかるし、鼻腔や肥満を解消しても治らない場合の、最後の手段ではなかろうか。

いびきで相手に迷惑をかけることなく、旅行ができた

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いびきの日ごとの時間を表すグラフ/Sleep Cycle ,筆者スマホ
 上記の方法を2週間試した結果、いびきは飛躍的に改善し、大体5分~10分のほどの時間に収まるようになった。録音されたいびきを聞いてみても、いびきの改善努力を始めた後の方が、音も小さいように感じた。

 いびきを無い状態に維持することは、パートナーと安心して同室で寝れるだけでなく、良い睡眠がとれている証でもある。今後もいびきを無くすような生活習慣を取っていきたい。

「生きた心地がしない休日」を無くすための睡眠手法~原則と21つの手法~

目次

  • 土曜日に生きた心地がしない?
  • 「睡眠こそ最強の解決策である」らしい
  • 「生きた心地を得る」ための睡眠手法21つ
  • 良い睡眠の原則
  • 確かに、睡眠は最強の解決策らしいので、今後もより良い睡眠を求め続けていきたい

土曜日も生きた心地がしない?

 上記のツイートに共感した。金曜日に近づくにつれて疲れがたまる。酷いときには、土曜日は寝て起きた時点から疲れを感じ、能動的何かをする気分になれない。貴重な休日が1日、何もできないまま失われていく...。そのことが悔しくて、幾らかの「疲労解消本」を手に取った。このまま生きた心地がしない人生でたまるかと。いくらかの本を読んでいくうち、解決策が見えてきた。

睡眠こそが最強の解決策らしい

 「生きた心地がしない」疲れを取るための、最も効果的な方法はなんだろうか。それは「睡眠」である。「睡眠こそ最強の解決策である」には、以下の記述がある。

食事、運動、睡眠のうち、健康のためにもっとも大切なのは、睡眠であることが分かってきた。きちんと眠れなかった1日と、不健康な食事をした1日、運動不足の1日を比べると、もっとも悪影響が大きいのはきちんと眠れなかった1日だ。心身の健康をここまで力強く回復してくれるものは眠りだけだ。

この本では、睡眠が心身の健康をどう保っているか、運動や仕事のパフォーマンスにとって睡眠がいかに大切かを解説していく。要約すると「睡眠はマジで大事」。これを読めば、健康維持の最優先事項が「良質な睡眠の確保」であることが分かるだろう。睡眠本はいくらかがあるが、上記の本を読んでおけば、十分に睡眠の重要性は理解できる*1

「生きた心地を得る」ための睡眠手法21つ

 いくつかの睡眠本・疲労解消本を読んで*2、生きた心地を取り戻すのに睡眠が重要であることが分かった。そこで、よい睡眠のためのHow to についてまとめた。睡眠の重要性を理解しただけでは、健康になることができない。良い睡眠の原則に従った日中~夜間の行動が、良い睡眠を生み出す。

良い睡眠を確保するための手法・戦略

  1. 7時間半~8時間の睡眠時間を確保する
  2. 就眠時間、就寝時間、起床時間、シャワーを浴びる時間を決め、揃える

    ※現時点の私の目安はシャワーを浴びる時間:22:05、就眠時間:22:45、就寝時間23:30、起床時間:07:30

  3. 座ったままでいない。移動手段に迷えば「身体を動かす」方を選ぶ

  4. コーヒーなどのカフェインの多い飲料を摂るのは15時までにする
  5. 寝る前に何か生産的なことをするのを諦める
  6. 寝室と作業・仕事部屋は分ける
  7. 就眠前には何かリラックスできることだけをする。アロマを焚いたり、ヨガをしたりする
  8. 胃腸の消化を助ける食事をとる
  9. アルコールを避ける
  10. 寝る3時間前には食事を摂る
  11. 午後3時を過ぎたら昼寝をしない
  12. 朝は日の光を浴びる。夕方以降は白い光を避ける。部屋のライトの色を電球色にする
  13. 夜ご飯は抜かずに食べる
  14. シャワーを浴びた後はインターネットや動画視聴など交感神経を刺激する趣味は避ける
  15. 寝る前に体温を下げる。※風呂に入る、シャワーを浴びる、顔や足を水で塗らす等
  16. 寝室は涼しくする
  17. 眠くなったら布団に入る。眠れなったらいつまでも布団の中にいない
  18. 全ての電子機器のナイトシフトモード、ダークモードを活用する
  19. 何かリラックスできる音を聞きながら眠る ※ASMRなど
  20. 寝ている間は寝室を真っ暗にする
  21. アプリで規則正しい睡眠生活が送れているかをモニタリングする

上記を守り、良質な睡眠を確保できれば、土曜日の朝からもイキイキと動けるようになるはずだ。次に、上記の手法の背景にある良い睡眠の原則についてまとめよう。

良い睡眠の原則

 上記の手法たちは、良い睡眠を取るための原則に従って書かれている。原則さえ理解していれば、旅行や長期連休などのイベント時でも、良い睡眠を確保していくことができる。

睡眠の原則1:寝る前には副交感神経を優位に持っていく

  まず第一に、寝る前には「副交感神経」を優位に持っていくようにする。副交感神経とは大雑把に言えば「休息させる」ための神経である。それと反対に、交感神経は「活動する」ための神経だ。睡眠中は副交感神経が優位になり、身体から疲労を解消し、老廃物を除去する。寝る前も副交感が優位になっていないと、なかなか就眠することができない。

 規則正しい生活を送っていれば、日中は交感神経が優位に働き、夜に近づくにつれて副交感神経が優位になっていく。夜は自然とボーっとし、眠くなり、就寝することができる。

 一方、仕事のストレス等、外界からの刺激によって交感神経の優位が続くことがある。そうなると、夜の22時になっても仕事のことで思考が巡ったり、不安を感じることがある。この状態は脳にとって「活動すべき」状態であり、無防備な「寝る」行為は許されない。例えば、寝る直前に大地震が起きたときに、一気に目が覚め、逃げることができるのはこの交感神経のおかげである。やっかいなのは、一度交感神経が昂ってしまうと、リラックスするためには時間がかかることである。寝る前には副交感神経を丁寧に持っていく必要がある。

そのために、シャワーを浴びた後の時間は「リラックスすることしかない」と決めている。仕事や勉強、PC作業などは22:00までとし、それ以降はボーっと過ごすことにしている。シャワーを浴びた後にアロマディフューザーをつけ、ヨガをするのもそのためだ。自分の好きな香りをかぐこと、ディフューザーのゆらぐ蒸気は穏やかな気持ちにさせてくれる。ヨガによって固まった筋肉をほぐすことで、身体はリラックスしていく。

 基本的に、スマホで何かを調べるとか、本を読むとか、友達と話すとか(やってしまいがちだが)は全て交感神経優位の行為なので、できるだけ避ける。本を読むのは癖になっていたが、面白い本を読むと興奮してしまう。「何かを理解しようとする」行為は能動的な脳の活動なので、避けるようにする。寝る前の安定した読書時間が無くなってしまうのは寂しいが、気持ちよく就眠するためには諦めるしかない。

 ちなみに、「食事を摂る」ことは副交感神経優位の行動である。確かに、ご飯を食べている後、終わった後は気持ちがゆっくりとして、穏やかな気分になる。良い睡眠のために、「夕食」は必ず摂るようにしたい。日中の活動モードから休息モードに切り替えにとってもよい。加えて、寝る前に体に栄養、食事が無いと「危機モード」と判断するらしい。この危機モードでは、身体は「栄養が枯渇」する前に、身体を動かして積極的に食事を摂取しようとする。寝ている最中に身体から栄養が枯渇しないよう、夕食は摂るようにすべきだ。むろん、食後3時間は消化器官の活動が活発になるため、その時間帯と睡眠時間は被らないようにするのは鉄則ではあるが。

 たまに夢によって興奮状態に追いやられることがある。怖い夢を見て、飛び起きることなどがそれだ。そのときは、脳内が過度に興奮状態になっていることがほとんど。いっぱい水でも飲み、トイレにでも行って落ち着こう。そのあと、ゆっくり寝るヨガ、アロマを嗅ぎながら、リラックス音楽を聴き、副交感神経を優位に持っていく。

良い睡眠の原則2:7時間半以上の睡眠時間を確保するために、仕事を調整する

 睡眠はできれば7時間半以上とることが望ましい。しかし、仕事によって、望む睡眠時間を確保できない日本人は多いと思う。いくつかの休息本を読んでいくと、「長すぎる仕事が精神と健康を蝕んでいく」という原則があると分かった。人には「休む」時間が生物学的に必要だが、仕事によって、どうしても「活動」の時間ばかりが増えていく。この「活動する時間」が長すぎると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってくる。多くの人は、仕事中は緊張状態に置かれるだろう。交感神経が優位の状態だ。もし、長時間労働によって22時になっても23時になっても活動中とあれば、疲労は蓄積していく。ストレスがかかりすぎていることによって、仕事を終えた後も交感神経の優位が続き、休まらない状態が続いてしまう。 

 長時間労働や、強いストレスのかかる業務は、副交感神経の出番を少なくしてしまう。その状態が続いていくから「土曜日になっても死んだように感じる」のだと思う。冒頭紹介したツイート主は「なんだこの人生」と言っているが、これこそ強いストレスのかかっている証拠である。もし、労働時間が少なく、より本人が楽しめる職場に転職することができた場合、「なんだこの人生」というネガティブに考える頻度は減るだ王。長時間労働によって活動状態・戦闘状態モードが長続きすることによって、身体的・精神的に疲労が蓄積されているにちがいない。    ただ、仕事量やストレスを調整するには、本人の意思だけというより、環境に依るところも大きい。努力しても、自分の精神的な安定が望めそうにないなら、転職を考えた方がいいかもしれない*3

良い睡眠の原則3:いつも決まった時間に就寝する

 就眠、起床時間をそろえることで良い睡眠を確保できる。人の体は日中に活動し、夜は眠るようにできている。そのため、朝方~日中にかけて覚醒していき、夕方~夜明けごろにかけて眠くなっていく。人が「眠っていられる時間帯」は決まっているので、それに合わせて就寝しないと、思ったように睡眠がとれないことがある。例えば、いつも23時に就眠して、7時に起きているAさんが、夜更かしをして25時に寝たとする。その日は寝る時間が遅くなった分、睡眠時間が削られてしまう。一方で、身体のリズム上はいつもと同じ時間朝の―朝の7時に合わせて覚醒していくため、思ったように寝られない、ということになる。起きても眠ければ二度寝できるかもしれないが、概日リズム上はどんどん覚醒していっているため、質の高い睡眠が取れているかは疑わしい。人間はどんなに寝不足であっても、日中は活動できるように覚醒させてしまうため、就寝時間はいつも揃えることが望ましい。活動できていても、十分な睡眠がとれていない場合、色々なところに不調となって現れていくこととなるだろう。

良い睡眠の原則4:日中は光を浴び、夜は光を避ける

 人の体は、日中と夜を「メラトニン」という物質量で判断している。夜にかけてメラトニンは増えていくし、日中にかけてメラトニンが減っていく。メラトニンそのものが睡眠を生み出しているわけではないが、身体の睡眠と覚醒の状態を遷移させる役割を果たしている。夜中になっても白い光を浴び続ければ、なかなか眠くならない。「今は昼だ」「今は夜だ」ということを脳に通知するため、日中は外に出て日光を浴び、夜はできるだけ光を避けて、メラトニンの生成を阻害しないことが、スムーズな就寝につながる。

良い睡眠の原則5:寝る前に何かをするのは諦める

 寝る前は何もしないことが重要である。していいのは、身体と脳を穏やかに、リラックスさせることだけだ。寝る前の幸せな日課は諦めるしかない。私はここ数年間、「寝る前には本を読む」ことが日課だった。この読書時間も手放すこととした。なぜなら、読書を読むと思考が進み、仕事や勉強などと結びついて脳の気分が変わってきてしまうからだ。面白い本ほど読むと思考がドライブし、「仕事では~しよう」とか、「この分野も学んでみたいな」という気分になる。これは交感神経が優位になってきて、明らかに「活動」の状態である。一度興奮状態になってしまうと、もとに戻るには時間がかかる。本を読まなければもっと早くに就眠できたのに、その時間が伸びてしまうのである。就眠時間が伸びると「あれ、思ったより寝れないな」という思考によって緊張し、ますます寝にくくなる、という悪循環が待っている。

 ただ、平日仕事を終えた後に、何も自分の時間が無いのは寂しいので、22時までは好きなことをしていいと決めている。逆に、22時以降でシャワーを浴びた後は、インターネットやSNSなどの活動的な趣味は禁止である。ネット閲覧はいったん始めると、中断するのが難しい。そこで、強制的に停止せざるを得ない「シャワー」後は、睡眠に悪い趣味はしないようにする。逆に、シャワーも浴びて、歯磨きも済んで、「あとはベッドに入るだけ」という状態で遊び初めてしまうと、制限が効かなくなる。

確かに、睡眠は最強の解決策らしいので、今後もより良い睡眠を求め続けていきたい

 ここ2か月ほど、睡眠重視の生活を続けてきたが、確かに疲労がたまりづらく、土曜日もイキイキと動けることを実感した。  

 上記に書いてきたことは、2020年12月現在で私が分かっていることだけだ。上記のことは実践しつつ、今後もより良い睡眠手法について調査・実践していきたい。例えば、「うどんふとん」とか「眠りやすいベッド」とか「眠りやすい枕」などはまだ試せていない。あらゆる要素が睡眠には影響を与えるだろうから、良いと思った方法はできる限り試していきたい。

*1:katsumakazuyo.hatenablog.com 勝間氏の直感は科学的にも正しいに違いない

*2:

睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか (ブルーバックス)...睡眠とは何かを理解する。

スタンフォード式 疲れない体...疲労解消方法は色々あるが、やっぱり睡眠が大事らしい。プロアスリートなら、8時間は必ず寝ろとのこと

*3:会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。 会社は会社や経営層のために動く。自分のためになっていない会社なら、別の会社に移ろう 。

今を面白くするために短期の目標を立てる-2020年度目標-

社会人になってから、「今の位置づけ」がよく分からない

 最近、日々にハリを感じないことが増えた。仕事はそこそこ面白くやっているが、ふと「この仕事を続けていて、何につながるんだろう?」と思う。道筋が見えないことに、漠然と不安になるのである。このモヤモヤの原因を考えた結果、「社会人は、大学生までと違って決まったレールが無いから」という結論に至った。

 大学生までは「来年何をしているか。来年はどんな変化があるか」が分かりやすい。例えば、中学3年生は、「来年からは高校生活であり、そのための受験勉強期間」と捉える。高校2年生では「来年は受験生であり、純粋に高校生活を楽しめる最後の1年」と捉え、大学3年生では「就職活動、ゼミナールが始まる1年。この1年は今後の人生に影響を与えるターニングポイント」と考えられる。学生時代は、年度単位の位置づけ、意味合いが明確だ。それぞれの年度には分かりやすい理想像がある。例えば、高校3年生は「第一志望の大学に受かること」が何より重要だ。大学4年生は「学生生活最後の年なので、今しかできない勉強、研究、遊びを思いっきりやる!」ということが自然に浮かぶ。1年単位が持つ意味が外部から明確に設定されるのだ。

 対して社会人は年度単位の明確な位置づけ・意味づけなど存在しない。所属組織・コミュニティも「会社」に限らず「家庭」「友人」「クラブ活動」など自由に選べる。自分のアイデンティティを何に求めるかも、当人の自由だろう。

社会人になれば、日々の面白みを社会人という「身分」に求められない

 一方、大学生のときは自分のアイデンティティは「大学生」であること、そのものだった。それは、大学生という身分が稀少であり、「学生時代しかできないこと」があったからだ。そのため、いかに「学生らしく」生きるかを大切にした。私にとって、「学生らしく生きること」とは、多くの人に会うことであり、ボランティアをすることであり、たくさん本を読み勉強することであり、サークル活動に打ち込むことであった。「学生」という身分の使い方をよく考えていたと思う。

 それに対して、社会人が、自分のアイデンティティを「企業人」「社会人」に求めるだろうか。あまりそのようなイメージはない。それは、「社会人」とはこの社会において最も普遍的な身分だからである。よりどころとしては普通すぎるのだ。「学生時代にしかできないこと」というフレーズをよく聞くが、対して「大人になってからしかできないこと」というのは聞かない。これは、「大人になってからしかできないこと≒当たり前にできること」という意味を含んでいる。学生時代と違って、自由になりすぎている。どんなことに価値、意味を求めるかを一般化できないのだ。これからの日々の面白い変化は、「社会人」という身分が約束するわけではない。その面白みは自分で作っていかねばならないのである。

「今」に意味付けするために短期の目標を立てる

 どんな生き方も自由に選べる社会人だから、今に意味付けをするために、1~3年スパンの短期目標を立てることを習慣にする。目標が「今」「今年度」を色づける。高校3年生の時に受験勉強を頑張れるのは、「来年には大学生活が始まる」からだ。大学4年生の時に遊びや勉強に打ち込めるのは、「来年には社会人として働く」からだ。人は未来・ありたい姿を意識することによって、今の過ごし方を変える。

2020年度目標

  1. TDDを実践する
  2. 応用情報技術者試験に合格する
  3. ブクログに感想を100つ以上書く
  4. 本棚を選定、購入する ※実施済み
  5. 「疲れない」生活習慣の確立
  6. ブログの記事を10以上書く
  7. 筋トレの習慣化

2020年度テーマ

大人として自由に日々を歩むための種をまく

今年の目標もかなり内向きというか、インプット中心になっている。ただ、それでもいいと思う。生活習慣の質を一度上げれば、そのあとの恩恵をずっと得ることができる。昨年に引き続き「家」「食」「健康」などに関わる事柄のパターン化をして、健康で元気な時間を増やしたい。ガンガン外に向けてアウトプットしていくのは、30代からでも遅くないと勝手に思っている。

トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業"するな

トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業"するな

  • 作者:山口周
  • 発売日: 2016/10/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

この本では、

早くから脚光を浴びすぎると、必要なインプットが不足する。20代から成果を求めすぎず、読書などの勉強の時間に当てよう

ということが語られている。昨今はSNSや動画メディアの台頭で、若いうちから注目、賞賛を集める人も多い。ただ、外部から注目されるということは、それだけ意識を外部に持っていかれることになる。まだ20代だし、特にやりたいこともないので、じっくり自分と向き合い、学習を続けていく。

人生を面白くする原則5つ-示唆に富む本と共に-

日々、何をするか?どう面白がるのか

 社会人となってから「余暇」を意識するようになった。大学時代のように「研究」とか「サークルの仕事」という24時間追い続けられるタスクが無くなったからである。仕事が無い時間は何をしてもいいし、何をしなくてもいい。YouTubeを見てもいいし、寝ていてもいい...。ただ、ホントに「何をしたっていい」と面って行動すると後悔する。ゲームをやり続けていたら頭が痛くなって「しまったな」と思う。一方で、親しい人と会って一緒に過ごした後は「楽しかったな」と思う。何をしてもいい時間であるが、そこから得られる幸せ・穏やかさには違いがあるのである。

 社会人は大学生までと比べ、非常に自由な環境だ。働く場所や仕事内容は自分で決められる。休日はどこで過ごし、誰に会いにいくかも好きなようにできるだろう。「日々がどれだけ面白いか」はその人の手によって決められるのだ。学校のように「2年後には必ず卒業する」とか決まりきった未来はない。部活のように「2年後の夏の大会が最終の舞台だ!」という具体的な目標が与えられることはない*1。日々の幸福度の決定権は自分にある*2

具体的方法より先に「原則」を求めよ

 「どうすれば幸せになれるか」ということを説く本の名著に「7つの習慣」がある。この本のスゴさは、自己啓発の具体的方法ではなく「原則」を説くことにある。人生を豊かにするための行動原則を「7つの習慣」として紹介する。例えば、「主体的であれ」「終わりを思い描くことからはじめよ」というようなメッセージだ。

 「原則」は「具体的方法」より強力である。「原則」は汎用的であり、日常の一挙手一投足に影響する。一方、「朝は早く起きましょう」とか「たくさん本を読め」というのは「具体的方法」である。「具体的方法」が役立つタイミングは限定的だ。上記の例でいえば、起きる時間を決定する際や、読む本の量を決める際にしか役立たない。人生を面白くするために「恋人づくり」や「スポーツ」などの具体方法に走る前に、「自分が幸福を感じる原則」を規定しよう。「原則」はより良い意思決定へと導き、ヒントを与えてくれる。

 本記事では、個人的な「人生を面白くする原則」について書く。23年生きてきて、自分の中の最善主を言語化し、行動指針とする。

面白い日々の原則

 以下の5つが私の大切にしている原則である。

  1. 変化する
  2. 競争から降りる
  3. 原因ではなく目的で行動する
  4. ご機嫌でいる
  5. 諦める

「変化する」ことは人生の面白さそのもの

 スゴ本の人が書いた本の中で、「本を読む目的は『読んで変わるため』」ということが書いてあった。「変わる」のは人生の目的そのものだなと思う。人は「変化」に感動するようにできているのだ。大学で色々な本を読み、「変わる」「進化する」ことは私の本質的な欲求となった。全く同じ作業を繰り返しの日々が続くとしたら、退屈だ。知識と経験が更新されない日常はいやだ。結果が予想できる映画は観ていてつまらないのと同じだ。今日、昨日の自分より1つ違う部分があること。新しい世界を見ていることこそが、日々に面白さを生み出す。日々生活する中で「今週、新しく知ったことはなんだろう」「できるようになったことは何だろう」と意識し、常に変わり続けたい。

 ここでいう「変化」とは「進化」「成長」「学び」「発見」と広義に多くの意味を含んでいる。どれも人が生きていくうえで感じる本質的な喜びではないだろうか。それらは「変化」を追い求める過程で、得られるものだと信じている。

「競争から降りて」平穏を得る

 競争とは「結果」と「勝ち負け」にこだわることである。「負け」れば意味はなく、やってきたことはムダだとする。こういう精神は苦しい。「勝ち負け」はコントールできないからだ。競争にこだわり続ければ、死ぬまで穏やかになれない。常に他人と比較しながら、自分を評価しなければならない。幸福のパイはいつまでたっても増えないのだ。高坂勝氏の著書では、「競争から降りる」ことをコンセプトした生き方が薦められている。現代の仕組みでは、誰かと同じパイを争い続けていては、皆が幸せを得ることができない。誰かの目線を気にするのを辞めて、自分独自のコンセプトを作り上げ、大切にしていく生き方を提唱する。

 私独自のコンセプトといえるものはまだないが、大切にしたいもはある。それは「プロセス(過程)」である。何か結果がでるまでの、一連の取り組みこそに神経を注ぐ。「プロセス」は自分でコントロールできるからだ。自分で制御できるコトにのみ意識を傾けることで、「競争的な価値観」から距離を置くことができる。むろん、ビジネスやスポーツ、芸能など何でもすべては「競争」であるのだが、それらの結果は「無視」する。競争的な結果が出ても「ふーん」くらいで済ませるのだ。

「原因ではなく目的で行動する」ことで自由になる

 200万部を超えた大ベストセラーの「嫌われる勇気」。この本では読者に「原因論で生きるのか、目的論で生きるのか」を問うてくる。「原因論」とは、自分の行動は環境や過去の出来事によって決定づけられるとする、という考え方である。「自分が引きこもりなのは、親が自分を認めてくれないからだ」とか「自分の日々がつまらないのは、三流大学に通っているからだ」というのは原因論的説明だ。原因論では過去の出来事によって今ここの在り方が決定されてしまう。豊かな人生を創るのに対して、とても不自由だと思う。

嫌われる勇気

嫌われる勇気

 対して「目的論」では、「今ここの状況は、あなたが望んでいるからだ。」と問うてくる。日々が面白くないのも、引きこもりなのも、自分がそう望んでいるからだと問く。いろいろな出来事の原因を自分に求められるので、目的論は厳しい。しかし、同時に自由にもなれる*3。目的は取り換え可能だ。過去を変えることはできないが、今の自分が持つ「目的」は自由に設定できるだろう。自分が望むことを目的と設定し、それに従って行動する。こうするだけで、環境や社会の期待に縛られずに済む。日々のあらゆる行動は自分によって規定し、自分によって意味づけを施すべきだ。

「ご機嫌」だから幸せになる

 「幸福とは何か」と追い求めると、「お金があればよいのか?」「豊かな人間関係があればいいのか」という「何を所有しているか」ということを考えてしまわないだろうか。それに対して、アランは「外で身体を動かそう。会う人に笑いかけよう。ご機嫌でいよう。そうすれば、幸せになっている」と説く。これはかなりざっくりした解釈となるが、要は「幸せそうな行動をとると幸せになる」ということを言っている。

 私は「いつも怒っている人」が苦手だ。怒っている、不機嫌な人と接するとたちまちエネルギーが奪われてしまう。誰かを憎まなくたって生きていける。むしろ、穏やかに、常にご機嫌でいることを心がけたほうが、日々は面白い。人生は短い。自分に合わない人に意識を傾ける時間を、もっと好きなコト、大切な人との交遊に時間を当てるべきだろう。

「諦める」ことで穏やかになる

 現代社会は「こうあるべきだ!」という表現が多すぎる。広告、メディア、会社など、私たちを取り巻く多くの媒体が「成長しなさい」とか「1位になれ」と言ってくる。しゃらくさい。ここで精神を守ってくるれるのが「諦める」という行為だと考える。世界陸上メダリストの為末大氏は「できないことはできない。一つの手段に固執するな。目的に意識を集中しよう」ということを説く。何かに固執するのは、その人を豊かにしない。今やっている勉強や仕事も多くはそれ自体が目的ではないはずだ。あくまで手段であろう。「不老不死の薬」という理想に固執し続け、銀を飲み死んでしまったどこかの王様のようになってはいけない。時には諦めて、自分にできる範囲のことを粛々とやっていくのが、日々を面白くするコツだ。

今後も人生の原則は更新したい

 ここにある5つの原則は23年生きてきた2020年7月現在の事項だ。多くは自分の経験・本によって書かれたものだ。今後の経験によって新しい学びを得ることもあろう。「変化する」原則にもれず、人生の原則も時に更新・修正させていく。

*1:仕事の内容、職場によっては強豪校の部活のような場もあるかもしれないが。ただ、「大人の集団」であるならば当人が何を為すかは、当人によって決めるべきことのはずだ

*2:「客観的に格差が拡大しているから、不幸な人々が増えている」という事象はここでは考慮しない。主観的に自分の幸福をデザインするにあたり、制御できないことは考えても意味がない

*3:目的論がいきすぎると、他責禁止、自分を追い詰めすぎる。時には、他責をして、人のせいにすることも大事だろう

【2019年度振り返り】自分の生活において変化したこと~早期退職転じて福と成す~

新しいことだらけの今年度が終わった

 2019年度は自分史上、最も変化の激しい年だった。精神がどん底まで落ちたこともあったが、新しいコトにもたくさん取り組んだ。積年の自分の目標も叶えた。まさに、自分の信条である「変化し続ける」を体現したような年だった *1 。その一年間、何を見て、どんな気持ちを味わったのか。次の年度では何をするのか、振り返る。ちゃんと経験を棚卸して、行く末を見定めないと知らないうちに時間を浪費しそうで怖い。

 この棚卸しエッセイは毎年度終わりに書いていくことにする。年度の目標記事と見比べながら、自分がどのように変化したかを追えるようにしたい。

2019年度に自分史に起こした・起きた変化 49つ

日々の暮らし

  1. 地元を離れ東京で暮らし始めた
  2. 自分が主となる引っ越しを初めて経験した
  3. 一人暮らしを始めた
  4. 生きるための家事を自分でやるようになった。家事のオペレーションを組んだ
    • 料理
    • 掃除
    • 洗濯
    • 買い出し
  5. 都内での引っ越しを経験した
  6. マイナンバーカードを作った
  7. 洗濯機の設置を初めて経験した
  8. 水栓の取り換えを初めて経験した
  9. 所得税社会保険料を納めるようになった(社会に庇護される側から、社会を支える側へ)
  10. 下水トラップの設置を経験した

私生活と趣味

  1. ペンダントシェードを部屋に導入した
  2. シーリングライトを部屋に導入した
  3. アロマディフューザーを部屋に導入した
  4. ルームフレグランスを部屋に導入した
  5. 包丁を研ぐようになった。研ぐことが習慣化した
  6. 簡易的な弁当作りをするようになった
  7. 筋トレが習慣化した
  8. 目の二重マッサージが習慣化した
  9. 自分史上一番ブログ記事を書いた年だった。10記事を書き投稿した
  10. プログラミングを本格的にし始めた(一生付き合っていこうと決めた)
  11. ずっと関わっていたボランティアを脱退した
  12. 応用情報技術者試験の勉強を開始
  13. 7年振りに彼女を作った(できた)
  14. ブクログに読んだ本の感想を書くことを習慣化した
  15. 肌に合う保湿クリームを見つけて使うようになった*2
  16. 頭皮ケアを椿油でするようになり、乾燥性のフケが減少した
  17. アイブローペンシルを使って眉毛をかくようになった(人と会うとき)
  18. 色付きのリップを使うようになった(人と会うとき)
  19. お気に入りのYouTuberができチェックするようになった
  20. 本を読んだ。99冊。※ブクログで2019年の4月~2020年の3月で「読み終わった」に登録した本・マンガ・雑誌をカウント
  21. 映画を見た。トイストーリー4、天気の子、海獣の子供、アス、など...
  22. 美容院さんと髪型の相談をするようになった。いろいろな髪形を試すようになった
  23. 収納の整理を行った。ニトリ無印良品の収納ボックスをいくつか購入して整理した
  24. 人生で初めて愛媛にいって観光した

仕事

  1. 正社員で企業で働くことを初めて経験した
  2. 人材系のベンチャー企業で働くことを初めて経験した
    • 中企業で働くことを経験した
    • 事業数の多いItベンチャー企業の内部構造をしった(サンプル1)
    • テレアポの虚しさと苦しさを知った
  3. 新卒で就職した会社を2か月半で辞めた。退職を初めて経験した。役員にめっちゃ怒られた
  4. 転職活動を初めて行った。早期退職、第二新卒で就職活動を行う厳しさを知った
  5. 経理系システムのIT企業で働き始めた
    • 小企業で働くことを経験した()
    • 売りきりのビジネスではなく中長期的な付き合いが前提のビジネスの良さを知った
  6. プログラマーとして働き始めた
    • プログラミングで飯を食い始めたという
  7. テクニカルキーボードを購入。こいつが無いのはもう考えられないぜ
  8. デュアルモニターアームをデスクに導入。こいつが無いのはもう考えられないぜ
  9. アームレストをデスクに導入
  10. コップを置くコースターをデスクに導入
  11. ちっちゃい加湿器をデスクに導入
  12. 入社半年後で社内MVPを2か月連続でいただいた
    1. 会社との相性が良ければ、一応この企業社会でも生きていくことができそうだ
  13. Markdownの表現力の高さを知った。なんでもMarkdownで書きたがるようになった
  14. 電話対応を行うようになった
  15. Wikiページの構築を始めた

環境が経験できることの天井を決める

 上記のカテゴリ「日々の暮らし」「私生活と趣味」「仕事」を合わせると、48つもの新しい概念・経験を行ったことになる*3。これは23年間の人生において、最多タイに違いない。これは、生活の環境が大きく変化したことが理由だろう。大きな環境の変化をざっとあげると、

  • 就職した
  • 東京に引っ越した
  • 退職したこと
  • 再就職したこと
  • 社会人となった。自分の金で生活をするようになった

 ということがあげられる。これら大きな環境の変化が、私に新しい景色を見せてくれた。特に、早期退職がターニングポイントだった。そこからいろいろなポジティブな経験が増えた。精神的に追い詰められた「逃げ」の意思決定だったが、そこから調子があがった。

【2020年度は】新卒年度で耕した土壌に種まきをする年に

 昨年度は生活環境が大きく変化したので、新しいことの経験の連続だった。それに戸惑いながらも、楽しんだ年だった。加えて、プログラミングのような相性の合う仕事や、パートナーに会うこともできた。19年度は人生を豊かにしていくための土壌を用意できた気がする。2020年度は、その新しく経験したことをさらに「深化」「進化」させていきたい。生業にし始めたプログラミングはもっと学び、エレガントで堅牢なシステムを作れるようになりたい。6年越しでやっとできた彼女とは精神的に頼りあい、色々な景色を一緒に見に行きたい。読書という趣味をさらに発展させ、読書会のようなラジオを作ってみたい...などなど。新しく経験し始めたことをもっと掘り下げていって、さらにいろいろな景色をみれたらいいなぁ。

*1:勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書) 梅原大吾

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

この本を読んでから、「変化し続けること」を信条にするようになった。この本でプロゲーマーの梅原氏は、勝つために大切なのは「変化し続けること」だという。研究されて「強いと分かっている戦法」を試すのではなく、まだ誰もやっていないことを繰り返す。もちろん一時的に弱くなることもあるけれど、一流の中から飛びぬけるためにはそれしかないのだ。このような考え方は、プロ棋士にも通ずるとこがあるよね。「定石」を超える手を見つけ、打つことで超一流になれる、というような

*2:

MINON(ミノン) ミノン アミノモイスト モイストチャージ ミルク 100g

MINON(ミノン) ミノン アミノモイスト モイストチャージ ミルク 100g

  • 発売日: 2015/02/27
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
ニベアからこれに乗り換えてから、肌が粉を吹くように乾燥することがなくなった

*3:もちろん、自分の頭で認知できていることしか書けない。実際には、他にも多くのことを経験している可能性もある

半年でKindleを2回なくした-その不幸は必然なんです-

2019年にkindleを2回もなくした

 夏と冬にkindleをなくした。もとより物忘れは多い性分だが、なくす間隔が早すぎてショックを受けている...*1。僕が欲しいタイプのkindleは1万4千円もする。そこそこの出費だ。かといって、買わずに無いまま生活することは考えられない。遠出やベッドに寝ころびながら行う読書には、kindleが一番だからだ。そのため、結局kindleを買うことになるだろう*2。ただ、さすがにもうkindleをなくしたくない。ここまで物をなくしたのには理由がある。どうやってなくさないようにするか、今まで考えてこなかったのだ。なくさないための努力を怠っていた。僕にとっては、物をなくすのが普通なのだ...。そういう気質だ。本稿では、これ以上Kindleを失くさないための戦略を考える。

なぜkindleは無くなるのか

 第一に、kindleは外に持ち出すものだからである。ipadやスピーカーなどの電子製品と違い、外に持ち出すことが多い。そのため、無くなるリスクを持つ。「部屋の中で見つからない」のではなく、外で紛失する。そうなれば再発見は困難。仮に再発見できても取り戻すのに時間がかかる。

 第二に、外出時に手で持っている時間が長い。 ハンカチやティッシュ、財布などと違い、kindleは手で持ち、目で見て使うものである。そのため、暇な時間があれば、カバンから外に取り出される時間が長い。したがって、それだけ紛失するリスクが高まるといってよい。例えばスマホなども「あれ?どこいったっけ?」と思うことは多いだろう。ただ、使用機会が多いので、忘れたことに早く気づける。電子書籍端末は財布や携帯ほど定期的な使用機会が約束されていない。使わないときは使わない。そのため、置忘れが発生しやすい。どこかに置忘れたとしても、気づいたときには忘れた場所からかなり離れている(もしくはどこに置いたか思い出せない)ということも多いに違いない。

  第三に、ポケットに入りきらないくらい大きく、置き忘れても気づかないぐらい小さい絶妙なサイズであることも理由の一つだ。kindle読書を一旦中断してどこかに置くと、そのまま置忘れやすい。スマホのようにポケットに入れられないので、どこかにポンと置いてしまう。例えば、kindleの使用を止めて別の作業を始める際(頼んでいた食事が来た等)に、無意識に机や、机下についている物置などに置いたりする(スマホであれば無意識にポケットに入れる)。食事を食べ終わった際には、kindleのことを忘れており、そのまま店に出たりする。その後、kindleを使用する場面になった瞬間で初めて、忘れたことを思い出すのだろう。今回の紛失もこのケースだと思われる。

kindleをなくさないための行動習慣

 kindleをなくさないためのマイルールについて考えていこう。kindleをなくさないようにする習慣を作りたい。

 まず初めに、kindleの部屋の置き場を決めることが大切だ。私の部屋に決まりきったkindle置き場は無かった。そのため、脳もkindleの置き場に対する認識が甘かったのだと思う。部屋で雑多なところにおいていたせいで、脳は「Kindleの置き場には注意せよ」という意識を保てなかった。だからこそ、旅行先でも無意識に目のつかないところに置いてしまったのだろう。したがって、部屋でのkindle置き場を決める。そして、脳に「Kindleは鍵や財布と同じように、置き場を決めなければならない重要な物」という意識を叩き込むのである。 

 では、肝心の置き場所はどうするか。置き場所はいつも充電をしている所のブックスタンドにする。新しくブックスタンドを買ってきてそこに立て掛ける。ブックスタンドのサイズは漫画が置けるくらいものにする。確か、100円ショップで売っていたはずだ。新しい設備を部屋に導入し、「これがkindleの置き場」ということを脳に叩き込む所存である。そこで、「kindleは何か専用の置き場が用意されるぐらいの物なんだ」ということを潜在意識に訴えかけるのである。

 ここまで意識的にKindleを失くさないための努力をして、なくしたら、仕方ないと諦められる。

セールでKindleが安くなってた

 結局kindleを購入した。ただ、年始セールが始まっていて安く手に入れることができた。kindlepaperwhite8gbを約1万円で。年始にはAmazon関連商品がセールされることを、覚えておこう。

Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 8GB 広告つき 電子書籍リーダー

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  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: エレクトロニクス

*1:

その幸運は偶然ではないんです!

その幸運は偶然ではないんです!

同義語は「その不幸は必然です」。これまで、紛失対策を施していない持ち物は、無くなることが多かった。母は心配して僕のゲームボーイアドバンスのカードリッジに、油性ペンで名前を書いたぐらいだ。友達に見られるのが恥ずかしかった。話は変わるが、このクランボルツの本は優れた自己啓発本なのでオススメ。僕のこの本のレビューはここ

*2:この文章を書いているときには、気持ちの整理がつかずまだ買っていないがモタモタしていたらAmazonのセールが始まってラッキーだった。

「キャリアに一生の傷」と言われ新卒2ヶ月で早期退職したワイ、半年後転職先でハッピーになる

 今年の6月に退職をしてから、はやくも半年がたった。人生にも仕事にも絶望していたことが懐かしい。今では、かなり回復している。それどころか、大学時代よりも精神状態は良好だ。仕事は楽しいし、未来をかなり明るく考えている自分がいる。転職でここまで変わるという事を、書き残しておく。

逃げるようにして退職して半年がたった。

 スーパー意識が高かったワイは、地方からGoodfind1等を使ってベンチャー企業中心に就活をした。その中で短期インターンした企業に入社した。息を巻いて入社したが、めっぽう合わなかった。入社2か月で適応障害っぽくなった(診断は受けていない)。感情をちょっとだけ切り出してみる。

入社一週間後に営業に配属。テレアポの毎日。売る商材にどうしても自信が持てない。お客さんの時間を電話で取るのが申し訳ない。目標を達成できない。会社に申し訳ない。会社の事業方針に共感できない。長期的にやっていくビジョンが見えない。社員が頻繁に入れ替わる。辛い。時間外の仕事が増えていく。時間外にロープレを強制される。社会に価値を生んでいると思えない。辛い。きつい。これが「働く」ということらしい...絶望。

 入社2週間でずっとまぁこんな感じだった。テレアポ本や営業本を読み漁ったりしたが、効果はなかった。というか、そうやって過剰に適応しようとしたためにダメージを受けたのかもしれない。なぜ皆が、この商材を売るために必死になれるのかが不思議でならなかった。それが営業というものだと思いこもうとしたが...。

 5月下旬にはめったに精神的に直接頼ったことのない、親に泣きながら電話をかけていた。心から苦しい時に助けを求める相手は、親しい友人ではなく、親なのだと知った。知らない自分が出てきたことに驚いた。親はもっと驚いていたようで、僕に退職を進めた。転職など一度もしたことがなく、大企業でずっと長く勤めてきた父は「そんな気持ちで働いている方が会社にとって迷惑だから、早くやめなさい」と言ってくれた。僕は会社を辞めることを決めた。一度は地元に戻ってニートをやるつもりだった。(が、退職して一か月後に運よく東京の企業から内定をもらうことができた。そのため、地元に帰ることはなかったが)6月の序盤に会社を辞めた。

早期退職者に世間は厳しいが受け入れてくれる会社もある

 会社を辞めると僕の心はかなり安定した。そのため、自分は適応障害だったのだろうと推測する。適応障害はうつと違い、直接的原因から距離を置くことで精神的にかなり楽になるからだ2。そこそこ動けるようにもなってきたので、就活をすることにした。ただ、第二新卒の市場はそこまで甘くなかった。 まず、第二新卒労働市場は新卒市場と比べてかなり狭い。Re就活などの記事も、基本的には離職率の高い募集が多かったりする。 ダムの管理現場とか、SESとか、超体育会系の通信営業などだ。そして、育てる気のない応募が多い。どちらかというとブルーワークな募集が多く、即戦力として現場に入れられるがキャリアアップ望めないような仕事が多かったように思う。

 就活の結果としては、だいたい1か月で2社から内定をいただくことができた。かなり、ラッキーだったかもしれない。僕の退職理由を話すと厳しい反応をする人事も少なくなかったからだ。内定をくれた2社は、面談で僕を枠にはめて評価するようなことはせず、対等に会話をしてくれた。よく考えた結果、エンジニアとして採用してくれた会社を選んだ。自分は営業に向いていないかもじれないと思ったこと、そしてエンジニアの文化やコミュニティに憧れがあった。  ただ、就活自体には苦労した。僕は好き嫌いがかなり激しいために、なかなかマイナビやRe就活等の就職サイト見つけることができなかった。結局面談や面接などをした企業はほとんどWantedly経由だ。面談中、早期離職のことを明かすと、冷ややかな反応をもらうこともあった3

個人的な価値観と個人的な辛さで辞めていいと思う

 会社を辞めたいときに伝える面談で、役員に言われた一言がなかなか僕の価値観を変えてくれたと思う。「君のキャリアには一生の傷が残る。」「君はホンッド学生気分だね。」。ドスの聞いた声だった(記憶がどんどん恐ろしい方向に改ざんされている気がする)。辞めたい理由をひたすらWhyで問われ、僕が論理的に回答しないでいたことに憤りを覚えたのだろう。辞めたい理由の本音は、とても言えなかった。怖かったし、言っても社員や役員の価値観を否定するだけだと分かっていたからだ。ザコ新卒の僕がスーパービジネスパーソン役員の前でそんなことをいえる勇気はなかった。僕の辞めたい理由は社内のフィードバックとなるものではない。仕事に関する「好き嫌い」の問題だったのだ。

 その役員は、定期的な面談で「いかに自分が修羅場のベンチャー企業で奮闘してきたか」を語っていた。仕事が大変できついのは当たり前なのだから、もっと頑張れよという励ましをする。だから、この程度の仕事もできずに辛くなる僕のことは非常に無能に見えたと思う。まぁ、入社してすぐやめる僕も悪いのだが...。

 退職面談でいろいろ言われたセリフは、言われた直後こそは気にしなかったが、退職後、僕の不安を煽るのにかなり役立ってくれた。この役員のセリフは反面教師として活用していく。同じ環境で同じ業務をしていても、泣き出すほどつらくなる人もいれば、そうでない人もいるのだ。皆と同じようにできないからといって、自分を無能だと思う必要はない。社会は適材適所、分業論によって成り立っているのだから。転職しただけで驚くほど人生の見通しが変わったので、そう思う。

辛くなった理由と逆張りで会社を選んだらハッピーになった

 以下のような理由で転職先を探した。全て前の会社で辛くなった理由と逆張りをしている。

  • 開発職でできれば入社したい
  • ベンチャー」とか「急成長」とか「成長」とかすぐに言わない。落ち着いている社風
  • 「サービスの良さ」に拘り、顧客と長期的な関係を 築くことを重要視。営業をするにしても売ることに自信を持てる商材を扱っている
  • テレアポが少なそう
  • 事業展開に統一感があって、経営者の得意分野で勝負している印象がある。何をするかが明確
  • そこまでレッドオーシャンな印象ではなく、ある程度参入障壁がある
  • あんまりキラキラ、ギラギラとしていない
  • 離職率が低い

 今の会社は、Wantedlyからメッセージをもらって、入社できた。働き始めて4か月が経とうとしているが、シンプルに人生は楽しいと思えている。作っているサービスも好きだ。地味で目立ないが、いぶし銀のような活躍をしている。必ずお客様の役に立っていると思う。採用してくれた会社に恩返しをしたい。

自分に合う職場や働き方がこの社会にはある

 一般的に、適応障害などで休職すると、復職は難しいらしい。結局、環境が変わらないと再発するからだという。会社や上司の価値観を変えるのは、平社員には相当難しい。そのため、別の合う職場を探すとか、配置転換をするとか、物理的なアプローチしかほとんど効かないらしい。僕自身、転職しただけで人生の見え方が変わった。僕の中身は変わっておらず、環境が変わっただけだ。会社側はそこまで、僕たちのことを考えて採用や配置をするわけではない。自分にとって居心地が良い場所は、自分でつかみとるのだ。


  1. 意識の高い大学生が使うベンチャー就活サイト。「つよいことば」がサイトのあちこちに書かれている

  2. 新版 マジメすぎて、苦しい人たち

    新版 マジメすぎて、苦しい人たち

    • 作者:松﨑 博光
    • 発売日: 2019/02/22
    • メディア: 単行本(ソフトカバー)
    自分を客観視するのにかなり役立った。会社の文化に合わないとか、上司の考え方に同意できないという悩みを持っている人はぜひ読むといい。根本的な解決策は、異動か転職しかないことが多いようだが。

  3. 転職活動で、以下のような経歴を持つ人への偏見を得た。「人材紹介企業で転職コンサルをしたのち、キャリアコンサルタント資格を獲得して、事業会社の人事をしている人」である。その経歴を満たす3人に面談をしたが、彼らと会話がうまくはまらなかった。彼らは、人を転職させるためのトークばかりを練習してきたせいなのか、すぐに人の退職理由を自分の知っているフレームで説明しようとする。僕も前職は人材系なので、その癖も分からくもないのだが。「あぁ、そのパターンね」と、目の前の人間の退職理由を解説するのはやめてほしい。あと、みんな「キャリアコンサルタント持ちなんでアドバイスしたくなってしまう」って言うのは面白かったです。